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パク・ソジュン
×パク・ヒョンシク主演
コ・アラ
×ミンホ(SHINee)
×V (BTS) 出演
道なき所も
誰かが歩けば道となる
お前たちは駒ではない
誰よりも自由な花郎だ!
自分を信じて
進むべき道を見つけよ!
花のごとく美しき若者たちの
青春ロマンス時代劇!
トップ画像:KBS公式サイト
『花郎<ファラン>』のあらすじ
1500年ほど前の新羅時代。新羅第24代王の真興(チヌン)王 彡麦宗(サムメクチョン)は摂政の母・只召(チソ)太后の命で世間に顔を明かさず身を隠しており、「顔なき王」と人々に呼ばれていた。刺客を恐れるあまり、真興王の顔を見た者は皆殺すという徹底ぶりだった。新羅は三国の中で一番弱い国であったため、只召太后は美形の男子を集め、王のために命を捧げる親衛隊である“花郎”を創設して王権を強化し、新羅の未来を守ろうとしていた。
賤民の村に住む“犬鳥”というあだ名をもつムミョンは、生き別れになった父と妹を捜す幼なじみのマンムンと一緒に、城壁を越え都にやってくる。持っていた首飾りを手掛かりに、父親のアンジ公と妹のアロを捜しあてたマンムンだったが、真興王の顔を偶然見てしまい、只召太后の命により禁衛将(クミジャン)殺されてしまう。息子のために準備していた衣と通行札をムミョンに与え、「ソヌとして都にいろ」というアンジ公。
マンムンの仇を討つことを誓うムミョンは、王の生誕を祝う只召太后の行列で、禁衛将を見かけると、剣を持って切りかかる。取り押さえられたムミョンを助けようと「ソヌの父親だ」とアンジ公が名乗り出たことで、二人とも投獄されてしまう。アンジ公の元許婚であった只召太后は「ソヌを花郎にし、王に命を捧げる忠犬になってもらう」といって釈放する。アンジ公はムミョンに「逃げろ。花郎になったらなぶり殺しにされる」と警告するが、ムミョンはアンジ公とアロを守るため、そして理不尽なこの世をただすために、ソヌとして花郎になることを宣言する。
一方、真興王彡麦宗は“ジディ”という偽名を使って、花郎の創設を一任されているキム・ウィファのところに行く。「花郎に入りたい。太后を引きずり下ろしたい」そして「この国を変えたい」と告げるのだった…
相関図
出典:画像はKBS公式サイトより
韓国語のセリフより
군주는 고통 받는 나라 (君主は苦しむ国)
백성은 즐겁고
군주는 고통 받는 나라
ペクソンゥン チュルゴプコ
クンジュヌン コトンパンヌンナラ
民は楽しみ
君主は苦しむ国
(ジディ/真興王)
ジディという偽名を名乗り、花郎の風花主ウィファの元を訪れ、「花郎になりたい。」という真興王彡麦宗。「太后を引きずり下ろしたい」というジディにウィファは「引きずり下ろしてどうするのだ?滅ぼしたいのか?私は国を変えたいだけだ…」といって追い返します。
再びウィファの元を訪れたジディ。そして「民は楽しみ、君主は苦しむ国(백성은 즐겁고 군주는 고통 받는 나라) 民は国を案ぜぬが、君主は民を案ずる国(백성은 나라를 위해 걱정하지 읺는데, 군주는 백성을 걱정하는 나라)そんな国に住んでみたい」と告げます。ウィファに「お前は誰だ?」と問われると「神国を変えたいと願う者(진짜 신국이 바뀌길 바라는 사람)」だと応えます。この言葉を聞いてウィファはジディを自分の遠い親戚だとして花郎に迎え入れることを決めます。
ジディが真興王だと気づいた時に、ウィファはジディという偽名の由来について訊ねますが、지독한 뒤통수(ジドクハン ティトンス)だと応えています。適当な日本語が思いつきませんが、「すごい不意打ち」というような意味になるでしょうか。
걸어야 길이 된다 (歩けば道になる)
세상에 처음부터 길이었던
길은 없습니다.
누군가는 먼저 걸어야
길이 되는 것이고,
初めから道だった
道など存在しない
誰かが歩けば道となり…
마른 땅을
외면하는 것이 법이고,
그것이 왕의 물길이라고 한다면
그딴 왕은
왕이어서는 안 되는 것입니다
乾いた土地を
見捨てることが法で
それが王の道だというのなら
そのような者は
王であってはならない
(ソヌ/ムミョン)
花郎となって最初の課題は「水をもって王を論ずること」でした。白紙で出したジディと数文字の漢字「道王高水」とだけ書いて提出したソヌ。風花主ウィファが口頭で答えを促すと、ジディは「“水“+”去“ それが“法”、法は水が行くところ、つまり道理。乾いた土地ではなく湿った土地に水が流れ、流れれば自然と道ができる。この調和と無為の力に王の法と道がある。」と道徳経に基づいた回答をします。
それに対しソヌは「たわ言(개소리)」だと言い放ちます。「水は高きより低きへと流れる…では本来低き場所の水はどこへ流れれば?」と問い掛けます。「“乾いた土地に道を作ること“その答えは道徳経にはありません」といって続けます。
「初めは道など存在しません(세상에 처음부터 길이었던 길은 없습니다)誰かが歩けば初めて道となり、 (누군가는 먼저 걸어야 길이 되는 것이고) 硬い土をたたいて砕き、突き破れば水が流れるのです。」
「乾いた土地を見捨てることが法で、それが王の道だというのなら、そのような者は王であってはならないのです(마른 땅을 외면하는 것이 법이고, 그것이 왕의 물길이라고 한다면 그딴 왕은 왕이어서는 안 되는 것입니다)」
花郎たちの心を動かしたソヌの回答でしたが、道徳経を“たわ言”といったので不可となってしまいます…。
내가 살아있는 이유(俺が生きる理由)
널 지키는게
내가 아직 살아있는
유일한 이유다.
ノルチキヌンゲ
ネガアジッ サラインヌン
ユイルハン イユダ
お前を守ることが
俺がまだ生きている
唯一の理由だ
(ソヌ/ムミョン)
アロに自分が本当の兄ではないことを知られてしまうソヌ。アロをマンムンの墓に連れていき、「生き残ったのが俺ですまない…」と詫びます。「兄はどんな人だったの?」と訊かれ、「この世で一番優しいヤツ。俺にとっては唯一の家族だった…」と応えます。
「それでも、あなたは私の兄じゃないわ。嫌よ、断る。」というアロに「お前が何といっても、俺は兄として生きる。お前が嫌がろうと関係ない。」
「それでこそそばにいられて、お前を守れるから(그래야 내가 니 옆에 있을 수 있으니까, 그래야 널 지킬 수 있으니까)」「お前を守ることが 俺がまだ生きている唯一の理由だ!(널 지키는게 내가 아직 살아있는 유일한 이유다.)」
後にもソヌはアロに告げています。「お前が死んだら俺も死ぬ。どんな状況でも、まずお前を守る。だから心から俺を想うのなら自分を大事にしろ」この言葉を支えに、アロは苦しい状況に陥っても、ソヌを信じて生き抜こうとします。
また「俺みたいなやつは生きてる価値がないと思ってた。でもお前と出会って、初めて生まれたことに感謝した。俺の生きる理由がお前でよかった…」とも言っています。ソヌもアロのことを大切だと思えたから、そのアロを守るために生きている自分のことも大切で価値があるものだと思えるようになったんですね…。
このドラマは…
新羅時代に創設された神国(新羅)国王の親衛隊“花郎”
“花のごとく美しき青年たち”が花郎として成長していく愛と友情の物語です。
ドラマでは「顔なき王」として生きてきた真興王彡麦宗が花郎の一員“ジディ”として登場し、同世代の若者たちと共に学びながら、「自分も歩かねば、王への道を進めない」と成長していく姿が描かれています。
ドラマに出てきた歴史的なワード
蘿井(ナジョン)
新羅の初代王 朴赫居世(パク・ヒョッコセ)が生まれた井戸
『三国史記』新羅本紀の建国神話から…
楊山の麓の蘿井の林で、馬が跪いて嘶いていることに気づいた村の長がその場に近づくと、馬が消え大きな卵があった。卵を割ると中から男の子が出てきた。その子が赫居世である。出生が神秘的であったことから、13歳になったときに王として推戴された。即位するとともに居西干(コソガン)と名乗り、国号を徐那伐(ソナボル)とした。徐那伐が後の新羅となる。新羅王の系統はその後、朴・昔・金の三氏が交互に継承し、後に金氏が独占する。
蘿井(ナジョン)は玉打閣でアロが語る物語の中で合いびきをする場所としてでてきます。
また、風花主ウィファの策略により、スホとパンリュたちが、果し合いをしようと集まったところ、神聖な地を冒涜した逆賊として捕まってしまう場所です。
王位も元々は朴・昔・金の三氏が交互に継承していたので、ドラマでも角干のパク・ヨンシル(パンリュの養父)やソク・ヒョンジェ(ハンソンの祖父)・キム・スプ(スホの父)が権力者として描かれています。
花郎 源花
“花郎” という制度は真興王37年 (576年頃)に制定されたことが 『三国史記』に記されている。最初の統率者として任命されたのが“源花”と呼ばれる二人の美しい女性であった。この二人が南毛(ナムモ)と俊貞(チュンジョン)であり、300名ほどの若者を率いていた。
しかし、彼女たちはお互いの美しさに嫉妬し、俊貞が南毛に酒を飲ませ、川に捨てて溺死させてしまう。そして俊貞も南毛を殺害した罪で処刑される。この事件の後、“源花”を廃止し、代わりに美しく品行方正な男子を選び“花郎”としたとされる。
ドラマではアロと叔明王女が“源花”として任命されます。
南毛と俊貞の二人が「非業の死を遂げた」というセリフがでてきますが、このような経緯があったのですね。
真興王(534年-576年)
新羅24代国王(在位540~576年)であり姓は金、名前は彡麦宗。
父は先代の法興王の弟の立宗葛文王仇珍、母は法興王の娘の只召太后。妃:思道太后
7歳で王位に就き、母である只召太后の摂政を受けた。18歳になった即位12(551)年ごろから親政を行う。成年してからは積極的に領土拡張を進め、新羅の国力を飛躍的に拡張させた王として知られる。花郎制度以外にも仏教の隆盛に伴う寺院建立、国史編纂、伽耶琴の製作、中国との交流など多くの功績を残している。
真興王が幼くして王位を継承し、母である只召太后が摂政をしたのは史実ですが、顔を隠して生きていたとか花郎にいたという事実はありません。
高句麗や百済よりも遅れていた新羅を大きく発展させ、ドラマでも真興自身が夢として語っていた三国統一の礎を造り上げた国王です。
羅済同盟と管山城の戦い
433年に高句麗の南進政策に脅威を感じていた百済の毗有王と新羅の訥祇麻立干(ヌルチマリプカン)が結んだ軍事的攻守同盟が羅済同盟
553年に新羅の真興王が百済から漢江流域を奪い同盟関係は壊れた。
554年に新羅の真興王と百済の聖王が重要な城をめぐって戦うのが管山城の戦い
この戦いでは昌王子(後の威徳王)の指揮する百済軍に伽耶と日本からの援軍が加わり、百済有利で戦況はすすむが、百済の聖王が狗川で伏兵に襲われ戦死。以後、百済の滅亡まで両国は敵対関係を続けた。
ドラマでは百済(南扶余)との和親のために、叔明王女と花郎が使節団として送られますが、史実では逆のようです。
真興王が百済を急襲して漢江下流を奪っています。百済の聖王は同盟維持のために娘を新羅に通婚させますが、それでも両国の関係は回復せず敵対関係が続きました。
ドラマでも「昌王子が大伽耶と連合し、管山城を討つ」とソヌが真興王に報告していました。
アロがジディにかけた言葉
“花中在王” (ファジュンジェワン)
花郎の中に王がいると告発する掛け軸によりソヌに王ではないかと疑われ、ジディを庇ったアロが怪我をしてしまいます。「アロを危険な目にあわせた自分に腹が立つ」というジディにアロがかけた言葉です。自分自身を信じること…王でなくても大切なことなのでは…
세상천지 아무도 내편 아니어도
나는 내편이어야죠.
내가 아무리 못났어도 힘이 없어도
나는 나를 맏어줘야지. 안그런가?
世の中の人が敵に回っても
自分の味方をしなきゃ
たとえ愚かで無力でも
自分を信じること そうでしょ
(アロ)
アロがムミョンに出した”心を落ち着かせてくれるお茶”は”菊花茶”でしょうか…
人や仕事の疲れがたまっている方にいいそうです…
キャスト
役名(俳優名)
俳優名(下線あり)はクリックすると出演作品などの情報を見ることができます。
画像はKBS公式サイトより
主要キャスト
ソヌ/ムミョン役
(パク・ソジュン)
花郎
あだ名は「犬鳥」
ジディ/彡麦宗:サムメクチョン役
(パク・ヒョンシク:ZE:A)
新羅第24代王・真興(チヌン)王
「顔無き王」
アロ役
(コ・アラ)
キム・アンジの娘
ソヌの妹
玉内閣の語り部
花郎たち
キム・スホ役
(ミンホ:SHINee)
花郎
太后派 キム・スプの息子
パク・パンリュ役
(ト・ジハン)
花郎
反太后派 パク・ヨンシルの養子
パク・ホの実子
ソク・ハンソン役
(キム・テヒョン/V:BTS)
最年少の花郎
ソク・ヒョンジェの孫
タンセの異母弟
ソク・タンセ役
(キム・ヒョンジュン)
ソヌの郎徒
ソク・ヒョンジェの孫
ハンソンの異母兄
キム・ヨウル役
(チョ・ユヌ)
母は先王の姉
父親は不明
王室の人々
只召太后役
(キム・ジス)
新羅の太后兼摂政
真興王の母
叔明王女役
(ソ・イェジ)
新羅の王女
真興王の妹
フィギョン公役
(ソン・ヨンギュ)
先王の息子
只召太后の兄
王京の人々
キム・ウィファ役
(ソン・ドンイル)
初代風月主
花郎の師
キム・アンジ役
(チェ・ウォニョン)
医者
アロとソヌの父
只召太后の元許婚
パク・ヨンシル役
(キム・チャンワン)
反太后派の角干
パンリュの養父
パオ役
(ユ・ジェミョン)
真興王の護衛
ジディの郎徒
ピジュギ役
(キム・グァンギュ)
多易書(タイソ)と
手打粕手(スタバクス)の店主
キム・スヨン役
(イ・ダイン)
スホの妹
アロの親友
その他
マンムン/キム・ソヌ役
(イ・グァンス)
キム・アンジの息子
アロの兄
ムミョンの親友
ウルク役
(キム・ウォネ)
ムミョンとマンムンの養父
伽耶出身の音楽家
基本情報
演出
ユン・ソンシク
「王の顔」
「哲仁王后」
「最高です!スンシンちゃん」
キム・ヨンジョ
「百済の王 クンチョゴワン」
脚本
パク・ウニョン
「パートナー」
制作
Oh! boyプロジェクト
ちさちゃんの感想
投書大好き、
ちさの感想コーナーです!
ネタバレあるかも…
未視聴の方はご注意を!
最終回を見終えて、明日からもう「花郎」がないと思うととても寂しくなった。
華やかな衣装やかっこいい若者がたくさん出てくるのももちろん魅力だったが、私は真興王の成長の姿に、あるべき真のリーダー像を見て、嬉しくなったのだとおもう。周りに王と言わずに花郎になったたくましさや、アロの心がソヌにあると知っていても、きちんと自分の思いをアロに伝える強さが私にとってはよかった。
ソヌは最初から強い人で、特に民を助けるために、敵の前で「王」となのる所は、本当にかっこよかった。実際問題としては、他人のために犠牲になれる人というのは、なかなかいないと思うけど、だからこそドラマの中で理想の人間の姿が見られると、元気がもらえる。そしてそのソヌを見て成長する真興王にも心魅かれた。
1500年も前の話という設定なので、少々無理があっても違和感がなかったのだと思う。そして日本の世襲議員も、真興王のように素性を隠して選挙に出たらどうかと思ってしまった
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参考:「新羅」「花郎」「花郎」「羅済同盟」「聖王」「威徳王」 - Wikipedia