『100日の朗君様』のセリフより：「そなたと暮らした100日は、どの瞬間も奇跡だった…」

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ディオ(D.O.)
×ナム・ジヒョン主演
キム・ソンホ
×ハン・ソヒ出演

心は得るものではなく
与えるものです

私は会えなかった
20歳のそなたも愛していた…

朗君として暮らした100日は
どの瞬間も奇跡だった…
ロマンティック時代劇

トップ画像：tvN公式サイト

　

　

　

『100日の郎君様』のあらすじ

朝鮮王朝時代。王族の少年イ・ユルは高官の娘ユン・イソにひとめぼれをし、結婚を申し込む。しかしユルの父は重臣キム・チャオンと謀って、イソの父を逆賊に仕立て上げ王座を奪う。ユルの目の前でイソの父は殺され、イソも行方不明に。またユルの母も事故を装って殺害されてしまう。

16年後…　ユルは“不愉快だ”が口癖の孤独でいつも不機嫌な世子となっていた。ある時、日照りがつづくのは世子夫婦が不仲のせいだと言われ、腹いせに国中の独り者をすべて翌月末までに縁組みさせるよう命をだす。

胸に痛みを感じて倒れたユルは、自分の毒殺を企てた者を調査することに。食材の目録を隠した医女を見つけるが、目の前で矢に射貫かれてしまう。誕生祝いの宴で贈られた弓矢から、医女殺しの黒幕は左議政キム・チャオンではないかと疑うユル。さらにチャオンの娘である世子嬪キム・ソヘのとんでもない秘密を知ることになる。そんな中、国王に代わり雨乞いの儀式に出かけたユルは山中で刺客に襲われ、頭を強く打って気を失う。

一方、イソは“ホンシム”と名を変えて、庶民の娘として暮らしていた。世子ユルの命で婚姻を迫られることになったホンシムは、婚約者の“ウォンドゥク”がいると嘘をつく。期日までに婚姻をしなかったホンシムが罰を受けていると養父のヨン氏が“ウォンドゥク”だと言って男を連れてくる。

“ウォンドゥク”として現れたのはヨン氏に助けられた世子ユルだった。ユルは襲撃をされた時に頭を打ち記憶を失っていたのだった。ウォンドゥク(ユル)とホンシム(イソ)の二人は村の役場で祝言を挙げることに…

　

相関図

出典:画像はtvN公式サイトより

　

　

韓国語のセリフより

팔푼이：ﾊﾟﾙﾌﾟﾆ (まぬけ)

“パル”とは８（팔）のこと、”プニ”はプン（푼又분）分のことで８分目という意味です。全体の80％つまり、能力が普通の人の８割しかない＝抜けている人を表しています。字幕では“まぬけ”と訳されていました。

幼少期に出会ったユルとイソ。使用人を叩いて遊んでいたユルのことをイソが「弱い者いじめをするただのまぬけ(팔푼이:ﾊﾟﾙﾌﾟﾆ)」だと言います。

後に、ホンシムとして生きるイソとウォンドゥクとして婚姻することになる記憶喪失のユルですが、村人としては常識を知らず、力仕事もできないウォンドゥクのことをホンシムはやはりまぬけ(팔푼이:ﾊﾟﾙﾌﾟﾆ)と呼びます。

そして、ホンシムがイソだと気づいた時…ユルは「私だ。まぬけ(팔푼이:ﾊﾟﾙﾌﾟﾆ)だ」と名のるのです。「私は相当なまぬけだ…そばにいたのにそなただと分からず、今頃気づくとは…(나는 팔푼이가 맛다. …너를 곁에 두고도 너인 줄 모르고,이제야 그거를 알게 됬으니.)」

因みにソンジュヒョンの村人からは｢아쓰남:ｱｽﾅﾑ｣だと噂されていました。｢아쓰남:ｱｽﾅﾑ｣とは「どうにも使い道のない男衆」という意味だそうです。
아무짝에도 쓰잘데기 없는 남정네　
→　아쓰남

　

　

지금 나만 불편한가?( 今、不愉快なのは私だけか？)

지금 나만 불편한가?
チグム　ナマン　プルピョンハンガ？

今、不愉快なのは私だけか？
（イ・ユル/ウォンドゥク）

世子イ・ユルの口癖。
「今、不愉快なのは私だけか？ (지금 나만 불편한가?)」
「不愉快だ。(몹시 불편하구나)」

女官が鳥の舞う姿に見とれて微笑むことも、家臣が講義中に他のことを考えて頬を緩ませることも許さない、いつも不機嫌な世子ユル。配下の者に辛くあたることを、内官に「厳しくなさると人が離れてしまいます」と諭されてしまいます。

婚約者ウォンドゥクとして、ホンシムに久しぶりに会った感想を聞かれた時も、「今、不愉快なのは私だけか？(지금 나만 불편한가?)　この家も　その女人も。不愉快だ。(나는 몹시 불편하구나) このような汚い場所にはいられん。」

水車小屋でホンシムに「世子様の命で今日までに縁組みをしないといけない」「罰をうけるよりも縁組みがいいでしょ？」と訊かれたときも「どちらも不愉快だ。(둘 다 몹시 불편하구나)」

ホンシムと婚礼の儀式の後、二人で膳をはさんで向かい合うと、やはり。「今、不愉快なのは私だけか？ (지금 나만 불편한가?)」すると、ホンシムも「それは私も同じよ」と、とっくりの酒を飲み干します。

世子ユルとしての記憶がなくても、口癖や立ち振るまいは世子のままのウォンドゥク。読み書きができたり、武芸に秀でていたり、記憶がなくても体は覚えているんですね。

　

네 마음이 중하다(お前の心が大切だ)

사람들의 시선보다
너의 마음이 더 중하다.
サラムドゥレ　シソンポダ
ネェマウミ　トジュンハダ

人にどう見られるかより、
大切なのは己の心だ
（国王: イ・ホ）

国王である父が世子ユルに告げるセリフです。国王自身は「この王座が重荷であった…功臣に借りがあり、己の意志を貫けなかった」と心情を吐露します。「強い意志をもつお前は違う」とユルに言います。

「ユルよ！そなたは己の信条を貫き、我が道を行くのだ。(너는 너가 기억하게 될 너의삶을 살아라)　人にどう見られるかより、大切なのは己の心だ。(사람들의 시선보다 너의 마음이 더 중하다.)」と

　

このドラマは…

初恋の想い人同士である二人…記憶を失った世子ユルと庶民として暮らす元高官の娘イソが村人ウォンドゥクとホンシムとして婚姻して過ごす、奇跡のような100日間の物語です。

人を愛するという気持ちは与えるもの…

마음은 얻는 것이 아니고
주는 것입니다.
心は得るものではなく
与えるものです
　　　（チョン・ジェユン）

　

ずっと、イソを想い続けていたユル…

나는 널 처음 본 순간부터
마음에 담았다.
나는 만나지 못한 너의 스무 살을
사랑했다.
그리고
앞으로 난 너의 수많은
날을 사랑할 것이다…
私は初めて会った時から
そなたを慕っていた
私は会えなかった
20歳のそなたも
愛していた…
そして
これからもそなたの多くの
日々を愛するだろう
　　　　　（イ・ユル）

最後に、世子ユルが書いていた日記　“杜口”より

인생은 두가지 길이 있다한다.
하나는 아무것도 기적이
아닌것처럼 사는것이고,
다른 하나는 모든 것이 기적이라
생각하며 시는것.
人生には２つの道があるという
奇跡などないと
思いながら歩む道
もうひとつはすべてが奇跡だと
思いながら歩む道

돌이켜보면
너의 낭군으로 살았던
그 백일간은
모든 순간이 기적이었다.
思い起こせば、
そなたの朗君として暮らした
100日は
どの瞬間も奇跡だった
（イ・ユル）

　

　

　

世子ユルの好物　ウォンドクが拾ってでも食べたい”肉チヂミ”…

　

　

　

　

　

キャスト

役名（俳優名）
俳優名（下線あり）はクリックすると出演作品などの情報を見ることができます。
画像はtvN公式サイトより

主要キャスト

ホンシムの周辺人物

ユルの周辺人物

キム・チャオンの周辺人物

王宮の人々

ソンジュヒョンの人々

　

　

　

　

基本情報

演出 
イ・ジョンジェ
脚本 
ノ・ジソル
制作　
A STORY
企画　
STUDIO DRAGON
「トッケビ」
「愛の不時着」

　　

　

　

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