韓国ドラマ『ユミの細胞たち』のセリフ… ここの主人公は１人なんだ

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キム・ゴウン
×アン・ボヒョン主演
パク・ジニョン(GOT7)
×ミンホ(SHINee)出演

本心を見せずに
どうやって愛を得るの？

どうした？(왜 그래？)

ユミとユミを愛する細胞たち
実写と3Dアニメーションのコラボ

　

トップ画像：TVING公式ポスター

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『ユミの細胞たち』のあらすじ
相関図
韓国語のセリフより
このドラマは…
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『ユミの細胞たち』のあらすじ

大韓ククスの財務部会計チームで代理として働くキム・ユミは、３年前に元カレにこっぴどくふられてから恋愛はしていない。なぜならユミのプライム細胞である“愛細胞”が涙の洪水に流され昏睡状態に陥ってしまったから…

会社の後輩チェ・ウギに密かに思いを寄せていたユミ。ある日突然、ウギがユミに家の場所を聞いてくる。ウギからのサインかもと浮足立つ細胞たち。一旦は、ウギに家まで送ってもらうチャンスを逃したかにみえたが、ウギから再び連絡があると…ユミの“愛細胞”が３年ぶりに目覚める。３年ぶりのデートかと思われたが、その日は会社の後輩イ・ルビに邪魔されてしまう。

フラワーフェスティバルにウギと２人で行くことになったユミ。会場でルビを見かけるが全力疾走して彼女をまき、やっとウギと二人だけの時間に…。しかしウギから「先輩を紹介したい」と言われてがっかりする。とりあえず「会ってみる」と応えたユミだったが、ユミの細胞村は再び大洪水に襲われる。

ウギに紹介された大学の先輩はク・ウン。友だちとゲームの開発の仕事をしているウンは、ユミに会う当日もひげ面・短パンにビーチサンダルという格好で現われる。気乗りしない様子だったウンだが、ユミに一目ぼれしてしまう。白紙化してしまうウンの細胞たち…。“ギャグ細胞”の活躍でなんとか乗り切ったように見えたが、ユミも前日の失恋をひきずっており、 “リアクション１号”で適当に対応するのだった…

相関図

出典:namu.wiki/｢ユミの細胞たち｣登場人物より作成

韓国語のセリフより

진심을 안 보이고…(本心を見せずに…)

진심이 지금처럼
필요한 때는 없어.
진심을 안 보이고
어떻게 사랑을 얻니?
チンシミ　チグムチョロン
ピリョハンテヌンオプソ
チンシミ　アンポイゴ
オットッケ　サランゥルオンニ？

本心が今ほど
必要な時はないわ。
本心を見せずに
どうやって愛を得るの？
（ユミの愛細胞）

ウギとユミの二人だけでフラワーフェスティバルに行くという話の流れになってくると、面白くないルビは「ユミさん、大丈夫ですか？二人じゃ気まずいんじゃ？」と言い出します。

せっかくのデートがダメになるかとやきもきするユミの細胞たち。すると昏睡状態から目覚めたユミの“愛細胞”がやってきて言います。「本心が今ほど必要な時はない。本心を見せずにどうやって愛を得るの？(얘들아, 진심이 지금처럼 필요한 때는 없어.진심을 안 보이고 어떻게 사랑을 얻니?)」そして、“乱暴細胞”の導火線に火を点け“本心細胞”を呼びだします。

「気まずくなんかない(그게 왜 불편해…）」「２人でも平気よ。私は大丈夫。楽しそうだわ。(둘만 가는게 뭐 어때서?난 상관없어, 나도 좋은데 왜.)」そう言ってユミはウギに微笑みかけます。「一緒にいこう、ウギ！(같이 가자 우기야！)」ユミが本心を伝えたことで、ウギと二人でフラワーフェスティバル行くことになります。

当日、フラワーフェスティバルの会場でルビを見かけたユミは、ウギと二人きりになるためにルビをまこうと全力疾走します。細胞たちもユミを応援します。「走って、ユミ！愛は勝ち取るものよ！(달려 유미야! 사랑은 쟁취하는 거야!)」

이별카드(別れカード)

「이별카드」
이게 없으면
유미는 원하는대로
행동 할 수가 없어.
イビョルカード
イゲオプスミョン
ユミヌン　ウォナヌンデロ
ヘンドンハルスガオプソ

「別れカード」
それがないと
ユミは望み通りに
動けない
（ユミの判事細胞）

ウンと別れる気がないユミは、ケンカをしても負けるしかない…という状況でした。

ユミの“愛細胞”が持っているカードが「降伏カード」しかないと確認した“判事細胞”は“愛細胞”に「別れカード(이별카드)」を手渡し、「恋愛中は持ち歩かないと…それがないと望み通りに動けない(이게 없으면 유미는 원하는대로 행동 할 수가 없어.)」と告げます。

そして「これからは別れカードを所持する。別れカードを持っていれば、ユミは望み通りに行動できる」と宣言します。そしてユミの優先順位は１位がユミ、２位がク・ウンに変動します。

そしてユミは思うのです。「私にウンを操ることはできない。だけど別れるかどうかは私が選択できる…(하지만　싫으면 안보고 좋으면 계속 보는 선택은 나의 것이다) もちろん、それはウンも同じだけど…」
　

왜 그래？(どうした？)

夜中に突然ウンの家を訪ねて驚かそうとするユミ。でもウンのマンションには誰もいません。ウンは会社の資金が底をつき、自分のマンションは売り払って会社に寝泊まりしていたのです。「私は彼女なのに…なぜいつも大事なことを隠すの？」とユミは怒りがおさまりません。

そこでウンの師匠細胞が修行細胞にいいます。「お前の出番だ。ウンの災難をとめてこい！」
「“どうした？(왜 그래？）“を使うんだ！」「“どうした？”は相手を落ち着かせるだけでなく、自分にとって大事な相手だと伝えることができる技なのだ。真の“どうした？”には恐れを込めねばならぬ。相手が去ってしまうかもしれない恐れ。その気持ちを伝えるのだ」

“유미야, 왜 그래? 왜 그래?”
　ユミヤ　ウェーグレ？　
　ユミ、どうした？
　（ク・ウン）

で…何とか乗り切ります。
「とりあえずうちの家に行こう」というユミに「行く当てがなくて彼女の家に行くのはかっこ悪い」「事業に失敗したんじゃなく、夢のために一時不便な生活をしてるだけだ」とウン。

「もう私に会えなくなっても？ここで別れることになっても？脅しじゃなくて本気だとしたら？」とユミに言われて今度はウンの「どうした？」も通じません。

すると師匠細胞は言います。「もう一つの必殺技」
「母親の必殺技が“どうした？”なら父親の必殺技…“どうした？”が通じない危機に陥った場合…最後の瞬間にお前の名前を言うのじゃ」

“웅”
　ウン
　うん
　（ク・ウン）

「脅しじゃないわ。早く支度して」
“うん(웅)”
「一緒に行くの？」
“うん(웅)”
「家に帰ったらひげをそるのよ」
“うん(웅)”

「素直に従うことだけが生き延びる道なのじゃ…」(ウンの師匠細胞)

このドラマは…

ウェブトゥーン（Webtoon）が原作の実写と３Dアニメのコラボレーションで、“キム・ユミ”と“ユミを愛する細胞たち”の日常がユミとク・ウンの恋愛をとおして描かれています。

ユミの村にある“掲示板”、ウンの細胞たちの“アルゴリズム”など…なるほどと思う設定に、人間関係はもちろん、個性あふれる細胞たちの活躍が楽しいドラマ＆アニメです。

その人にとっての“優先順位”についても考えさせられます…
「ウンが私の人生の男性主人公だと思った」というユミに“掲示板細胞”は言います。